来年度、我が中学校は市の研究発表会の担当校にあたっています。それで、その前年度にあたる今年の取り組みをしっかりとまとめていこう、ということで、授業の取り組み成果を形に残すことにしました。その一環でのことだったのですが、昨日のブログで、ニンジンとヒゲソリを出したのは、その記録を残していく予告、ってことで、今日はその実験の様子を紹介してみたいと思います。撮影に協力してくれた生徒のみんな、ありがとう(^^)/
さて、ニンジンとヒゲソリ・・・・・一体何に使うのか?!
まず、生徒にはニンジンのスティックと両刃カミソリを渡します。少し危険ではありますが、こういった作業には両刃カミソリが一番使い勝手がいいんです。
ニンジンに両刃カミソリで切れ目を入れています。下に見えている緑色の短冊は、ツバキの葉の中央の葉脈付近のものです。
その切れ目に、葉の葉脈付近の短冊を縦に差し込みます。
こんな感じ。
そこで、T字ヒゲソリの登場です。
T字カミソリを葉を挟んだニンジンに当てて・・・・・
こするように、かき取るように動かします。
何をしているのか・・・・・
葉の断面の切片を作っているんです。葉だけだと薄く断面の切片を作ることはできませんが、ニンジンごとかき取るように削ぐと、薄い切片の出来上がり!
ニンジンの助けがあるとは言え、生徒にはなかなか難しいようですが、慣れるとどの班の生徒も出来るようになりました。
そして、その切片を用いてプレパラート(顕微鏡に乗せる、ガラス製の試料)を作り、顕微鏡で観察します。
顕微鏡を覗く生徒は真剣そのもの。というか、顕微鏡観察が生徒たちは大好きなんです(^^)
こうして生徒たちは、葉っぱとニンジンを切り刻んで、顕微鏡と格闘していました(笑) 葉の断面を顕微鏡で観察すると、葉脈が道管(水を通す管)と師管(栄養分を通す管)で出来ていることがわかります。この実験は、そんな葉脈の観察だったわけです。
ニンジンは、一昨日の職場の帰りに ラ○フで購入しましたが、1本だけ買おうと思ったのですが、1本39円、3本で98円だったもので、ついつい3本も買ってしまって、帰宅後に妻に2本進呈。
実験材料って、結構自腹で購入しているんですよ(>_<) でも、それで生徒が一生懸命に実験に取り組んでくれたら、それはそれで納得です。
こうして日々、授業に取り組んでいます。
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